月刊少年シリウスにて連載されている『ライドンキング』第1話のネタバレ・感想です。
『ライドンキング』第1話「大統領と火炎翼竜」のネタバレ
アレクサンドル・プルチノフ
中央アジアの一角にプルジア共和国がある
15年前に建国を果たした国家であり、大国から武力で独立を勝ち取っている
その独立を主導したリーダーとして、この国を乗りこなしている男は
プルジア共和国 終身大統領 アレクサンドル・プルチノフ
である
プルチノフは語る
乗りこなすという行為が好きだと
征服感と愛おしさで心を満たしてくれる
しかし、乗れるようなものには全て乗ってしまったという
馬やサメといった生き物から、バイクや戦車という乗り物
そして、ついには国までも
プルチノフは考えていた・・・
私の騎乗欲を満たしてくれる乗り物はないものかと・・・
閣下と呼ばれるプルチノフは、部下から提案を受ける
航空戦力が貧弱であり、最新戦闘機を西側から保有の確約をとったと
それをプルチノフは、医療や教育分野への予算配分を急いでいると
そういった説明とは裏腹にすでに戦闘機は乗り飽きていると頭の中で考える
部下はミサイル防衛の近代化をせめて考えてくださいというと
プルチノフは、そんなものは人が乗れないといい、我が国には不要だと説教する
ミサイルを考えるくらいなら、有人ロケットの開発をしたまえといきおいでいうと
部下はそれを深く読み、すぐにとりかかると承諾する
それにプルチノフはびっくりし、いきている間にロケットに乗れるかもしれないと喜ぶ
プルチノフは、強さを尊ぶプルジア人から強い指示を得ていた
ブルジア解放の英雄であり、多くの武術で黒帯を持つ達人であるからだ
プルチノフは、秘書のナタリアにこのあとの予定を訪ねる
プルチノフは外に出ると移動のために、テムルという虎に騎乗する
とプルチノフのもとに大きなトラックがつっこんでくる
テルムに下がっているようにいうと
一人でトラックへと立ちふさがる
トラックを運転しているのは、大陸にそそのかされたテロリストであるようだった
トラックが近づいてくると、プルチノフは足をあげ強く踏み込む
すると地面のコンクリートがせりあがり、トラックがうきあがる
プルチノフはそのままトラックをつかみ、背負い投げをする
閣下ぁ!!
とナタリアが叫ぶ
案ずるなナタリアくん
というプルチノフ
トラックごときで私は死なないというが
ナタリアが言いたかったのは、上から降ってくるプルチノフの銅像であった
ゴッ
サキとベル
洞窟の中で、プルチノフは目を覚ます
地面に何やら光があったが消えてしまう
プルチノフはテロリストに拉致されたと想定する
洞窟には出口があり、光がある方に向かう
扉をひらくとそこには・・・
ゴォオオ
火を吐く巨大なドラゴンのような生物がいた
それに対峙する二人の少女
あまりの光景に驚くプルチノフ
一人の少女は魔力切れといい、地面にコロンと寝てしまう
映画の撮影かと思うプルチノフ
もう一人の少女はなにやら呪文を唱え始まる
雷牙ーー!!
空飛ぶ怪物に見事命中する
が怒らせただけであまり聞いていない様子
サキはお宝の眠る神殿を見つけたのに
とプルチノフがいることに気づく
二人は神殿へと駆け込む
炎を吐かれることにプルチノフは察する
するとトラックを投げた時のように地面を踏み込む
岩が壁のようになり、炎から身を守ることに成功する
プルチノフは映画撮影を装って、暗殺するつもりだと考えていた
そして、プルチノフは跳び蹴りをかます
ワイバーンに飛び蹴りをいれることにびっくりする少女たち
プルチノフはワイバーンの尻尾を掴みスクリューをきめる
再び、空へと飛び立つワイバーン
映画撮影のロボットと勘違いしているプルチノフは仕組みがわからず驚く
それは気にせずにワイバーンの尻尾を掴み、背中へと騎乗する
ワイヤーで釣り上げていると予想していたが、未知の騎乗感から至福を感じる
ついに機械ではなく、本物の生き物だと考え始める
ワイバーンはそのまま岩のへと激突してしまい、プルチノフが落ち、そのまま去ってしまう
二人の少女は、プルチノフのもとへ駆けつける
二人はサキとベルという冒険者であった
プルチノフも自己紹介を済ませ、さきほどのワイバーンについて尋ねる
ワイバーンはそれほど珍しい種類じゃないとベルはいう 魔境は探せばそれなりにいると
ここはいったいどこかと疑問に思うが、大統領就任以来の初のバカンスとして
騎乗休暇が始まる!
『ライドンキング』第1話「大統領と火炎翼竜」の感想
プルチノフが飛ばれた先は、今まで乗ったことのない生き物がたくさんいる異世界でした
冒険者であるサキとベルに出会い
初めてワイバーンに騎乗し、至福の時間を堪能する変態おじさん
果たして、プルチノフはこれからどんなものに騎乗することになるのでしょうか