少年エースで連載されている『異世界チート魔術師』36話のネタバレ・感想です。
漫画『異世界チート魔術師』36話のネタバレ
焼き鳥
太一たちの前に馬車が着く
王都観光の案内御者であるルードリヒに挨拶をされる
そこにアルセナが到着する
今回の王都観光は太一の希望であり、アルセナがぜひ見せたい場所があると案内してもらうことにした
まず到着したのは貴族街
貴族街は普段とあまり様子が変わらないという
上地区を出て、下地区へと移動する
一方、下地区は閑散としている
太一は何かを見つけ、馬車を降りる
おばちゃん 5本
と焼き鳥のような串焼きを注文する
うおー やっぱり美味い!
とおばちゃんはいい食べっぷりと太一を褒める
太一は世間話を始めると
おばちゃんは巡回している騎士が怖いという
派閥が違い王国騎士が鉢合わせしてしまうと、険悪な空気になってしまう
市民たちは触らぬ神に祟りなしと引っ込んでしまうらしい
太一はおばちゃんに挨拶をし、馬車へと戻る
そして、お土産の焼き鳥を凛たちに渡す
アルセナが串を手に取ろうとすると・・・
メイドに串にかぶりつくのは、はしたない
と止められてしまう
せめて、皿とフォークを使って欲しいと
そんなのどこにあるの?というアルセナに
ここにあります と皿とフォークを差し出すメイド
綺麗に盛り付けされた焼き鳥をみて
かぶりつくのが美味しいと思ったのに
とフルフルするアルセナ
アルセナと侍女たちとの笑えるやりとりを太一は楽しむ
太一はなぜ内乱が起こったのかアルセナに尋ねる
エアリィに防音結界を張ってもらい、アルセナが説明を始める
国王派と王弟派の歯車がずれ始めたのが30年前、対立が目立ち始めたのは20年前
国王派は国際化を進めて行ったが、王弟派はそれを快く思っていなかった
きっかけとなったのは
宮廷魔術師の他国への派遣
勢力比は五分五分
気付いた時には、ともに国を作っていくには大きすぎる溝ができていたのだと
聖女様
あっ ねえ太一見てみて!
凛は何かを見つける
太一が見たそこには
大きな川にかかる立派な橋があった
同じような橋がいくつも架けられているが、ここの橋がもっとも美しいと言われているとアルセナから説明を受ける
さらに進んでいくと大きな建物が目に入る
レージャ教 エリスティン魔法王国支部
セント・エリストラント聖堂
であるという
レージャ教はこの世界の最大宗教である
かつて存在したレイシアのような少女のように心優しく生きなさいという教えであるという
太一はアルセナにレージャ教の敷居はまたいでいいのかと聞いてみる
すると
レージャ教を信仰していない方も
我々レージャ教にとっては愛を惜しまず与える対象ですから
とアルセナは答える
我々・・・・?と太一が疑問に思うと
アルセナは小さい頃からレージャ教の教徒として修行を積んでおり、大司教の身分にいるのだという
横から失礼いたします アルセナ様
とゾルデム司教が太一たちのもとにくる
そして、アルセナの言葉を聞きたいという教徒が増えてきたという
太一は大司教から声をかけてもらうことは特別なことだろうなというと
ゾルデム司教はそうではないという
アルセナはウェネーフィクスにおいて、正式な称号ではないが聖女様と慕われているという
そして、王都に住む教徒にとっては大司教に声をかけていただくことよりも価値があるとされていると
アルセナは侯爵家として、太一たちを接待しているから無理とゾルデムに伝える
が
いいんじゃないですか?
と太一が答える
それを聞いたゾルデムは笑顔になる
アルセナは長居はできませんよ
と伝え、馬車を降りる
アルセナは振り返り
皆様 お時間をいただき有難うございます
と会釈をする
太一たちも馬車を降り、アルセナの様子を見にいく
するとなにやら、アルセナと子供が戦っている様子
教会では護身術を教えていると言う
太一も王都観光の一環として混ざってみようと提案する
子供たちと・・・
というミューラ
それを聞いた太一は子供が苦手なのかと尋ねる
別に嫌いではないかしら・・・?
いきましょう
と走り出すミューラ
そんなミューラを見て、意外と子供好きなのかと考える太一
ドルトエスハイム家 別邸
ニルガン侯爵!勝手な真似をされては困るぞ!
そんな怒声が聞こえる
アストゥート侯爵は落ち着きがないなといい
この場はどのように収めたらよいでしょうか
ドルトエスハイム公
と告げる
ドルトエスハイムはニルガン公爵に
貴族にとって一番大切なものはなんだと思う?
と問う
そして、剣を抜き
ニルゲン公爵の額をうすく切り裂く
そして
剣を抜かれた以上は血が流れる だからこそ簡単に抜かれることがあってはならぬ
それがわかっているのかとニルゲンに問いただす
無論でございます・・・
ニルゲンはそう返答する
相応の覚悟があるならよい 貴様の具申を受けてやる
ドルトエスハイムは告げる
ニルゲンは部屋をさる
ニルゲン侯爵はどうなると思われますか?
アストゥートがドルトエスハイムに問う
ドルトエスハイムはニルゲンが出撃態勢を整えていたことは知っていたと
そして国王派に情報が流れるようにしていたという
アストゥートは相打ちにさせるつもりなのかと驚きを見せる
ドルトエスハイムは異世界からきた少女の情報を引き出せたなら、手柄として褒美を与えてやっても良いという
私は全てを利用する それが捨て駒であろうとも
全ては この国の未来の為に
漫画『異世界チート魔術師』36話の感想
アルセナによる王都観光で国内の現状を目の当たりにした太一たち
アルセナが教徒から聖女と慕われていることもしります
一方で、ドルトエスハイムによる襲撃準備が行われていること様子も描かれいます
これまで魔物としか戦ってこなかった太一たちが人間を相手にするときも近いでしょう。