少年エースで連載されている『異世界チート魔術師』37話のネタバレ・感想です。
『異世界チート魔術師』37話のネタバレ
軍幹部集結
三日に一度行われる軍幹部による定例会議
参加者は
将軍スミェーラ
騎士団長パソス
宮廷魔術師長ベラ
の3人
王弟軍との戦争も秒読み段階となったとスミェーラがいう
パソスとベラに現在の状況について問う
そして、間者には「迎撃を基本方針とする」という情報をばらまいている
しかし、ドルトエスハイムが相手である以上油断はできないと
閣下 話は変わりますが・・・
とパソスは話題を変える
あの少年への求婚・・・本気だったのですか?
と
スミェーラは本気だと答える
パソスは少年の人柄ではなく、力に興味があるのではないかと考えていた
確かに私はタイチの力に惚れている 否定はせんよ
とスミェーラは答える
スミェーラは強さだけでなく、人柄に対する仲間達の信頼もかなり厚い
レミーアに弟子入りするなど強運も持ち合わせている
強運と人から協力を得らえる人格 かなり優れた人物に思わんか?
と語る
そして、どんな建前や理由を並べたところで女が最も好むのは強い男だとね
と締めくくる
パソスはそれに
否定できませんな
と答える
一方、宮廷魔術師長であるベラは
太一と凛がまだ人を殺めたことがないことが気にかかっていた
スミェーラはタイチたちの場合は、加減をしつつも無力化できる力がある
好きにやらせておけばよいだろうと結論づける
そして、タイチだけでなく、リンの強さも大概だという話になる
師であるレミーラにだいぶ差をつめているようで
レミーラ曰く、10度やれば、3度は負けるだろうという評価であった
スミェーラがベラにレミーラに勝てるのかと聞くと、まず負けると返答がきた
そういうスミェーラも、10回のうち2、3回は不覚をとるだろうと
最終的には、凛の実力はベラと同等程度という結論に
彼らが私たちの味方で良かったと、そして、ドルトエスハイム公を同情すると
そこに兵からの報告がはいる
反乱軍が兵を整えている情報がつかんだと 敵兵の数は1000前後であるという
パソスとベラは、それぞれの出撃準備を始める
スミェーラは1000という数に疑問を感じる
作戦会議
敵の数は1000
そういうスミェーラの言葉を
太一・凛・ミューラ・レミーラが聞く
スミェーラはなぜ1000という中途半端な数をぶつけてきたのか疑問であるという
最大兵力はこんなものではないと
そして、姿を隠しての陽動作戦も可能性が低いとレミーラはいう
姿を隠す魔術は光属性のユニークマジシャンしか使えないと
王弟派に協力していることはないだろうと
続いて、
敵の軍勢が武装していないことが話題となる
そこから一般人を集めた寄せ集めの可能性ではないかとミューラは考える
太一ならこの状況にどう対応する?
と問いかけるミューラに
相手が魔物だったら 俺一人で行って エアリィの魔法でさくっとぶっ飛ばして帰ってくる
としかし、今回は人間が相手だからぶっ飛ばすのはちょっとと考え込む太一
すると、エアリィが
じゃあ 近づけさないというのはどう?
と提案する
どうやって?と聞く太一にエアリィは
大地割りとか
と答える
後始末が大変ね それ
などと話し合っていたが
いや それでいこう
とレミーラがいう
こんな作戦でいいのかよ?
と疑問に思う太一であったが
妙案がなかったし、損はしないからいいのだと
ジルマール陛下とスミェーラ将軍にも意見を求む
スミェーラが賛同し、ジルマールも二人が良いのであればよいと
太一はそれで決まったことに少し驚いている様子
国王軍は万全の用意を進めて、次の朝を迎える
大地割り
敵部隊発見 距離3000!
と兵からの伝言を聞き
きましたね
というベラ
ではタイチ殿お願いします
といい
太一は城壁の上に登る
せっかくですから 見物させてもらいますね
とベラもくる
太一は術のイメージを練り上げ、エアリィによろしくなとお願いする
構えをとるエアリィ
そして
それっ
ゴウッ!!
と風が吹き抜ける
ゴオォォォォン!!!!
地面がえぐられる
おーよく切れたな
そんな感想を漏らす太一
・・・いいものを見せてもらいました
といって下へと降りるベラ
ニルガンはその大地割りを目の当たりに驚いていた
異世界の少年の力であることを知っており
これほどの力を持つ相手に勝てる見込みがあるのかと
怖じ気つく必要はありません ニルガン侯爵閣下
イニミークスと呼ばれた男はそう告げる
イニミークスと呼ばれる男は、射程が足りないのか当てなかった理由があると
ここにいれば、安全であるとニルガンに説明する
そして、
我々は近づかなくとも やれることがあるはずです
さあ 目にもの見せてやりましょう
イニミークスはニルガンに提案する
とっておきの秘策を見せてやる!
ニルガンは気合を入れる
ええ 存分に 貴方のご活躍を期待しております
そういうイニミークスの顔はなにか企んでいるようであった
『異世界チート魔術師』37話の感想
ついに王弟派との戦いが始りました
決まった作戦は、大地割りをして近づけさせないというもの
軍の幹部たちの面々のわれ、宮廷魔術師長も登場しました
そして、凛の実力がベラに匹敵するレベルということもわかりました
太一たちの初めての人間との戦闘
なにやらイニミークスという悪玉らしき人物もでてきて、どういう展開が待っているのか
ニルガンが用意してきたとっておきの秘策とは・・・