2020年5月22日発売の「ガンガンJOKER 2020年6月号」に掲載されていた『賭ケグルイ双』第56話「縛る女」のネタバレ・感想です。
『賭ケグルイ双』第56話「縛る女」のネタバレ
雪見は3枚目は葵により、出さざるをえない状況になって、出させられたことを認識する
全てが葵の思い通りに運んでいるのではないかと不安になる
2枚目が開かれて、6であることがわかる
それを読み通りと言い、さらに3枚目を含めても俺の勝ちだと言い切る葵
雪見側の3枚目は10であり、葵の言う通りであったら10が無駄に消費されたことになると焦る雪見
それを察して、芽亜里はビビることないと告げる
国盗り合戦は運要素の強いゲームであり、手を正確に読むのは不可能である
言ったことは壬生臣のはったりであると芽亜里はいう
それを聞き、安心する雪見であった
が芽亜里の顔を見て驚く
手を全て読まれている・・・芽亜里はそんな表情をしていた
芽亜里はいう
全て読み通りであるなら、こうしてギャンブルをしているのが想定外だと
つまり、目論見通り進められていないと
みくらはそんな芽亜里を見て、らしくないと考える
葵は芽亜里の説明を聞くも、結果が全てだといい、勝負を続ける
芽亜里の軍団に対して、2枚目を置く葵
これを雪見と芽亜里の軍団に対して、2勝を確保しに来たと考えるつづらと雪見
芽亜里のカードは残り「10」「A」「9」である
そこで何を置くべきか迷う
最適解はあるが衆人環視の中、かつ見透かされている恐怖から思考が阻害される
そんな状況で芽亜里は最適解を導くことができるのかと考える
クッ
芽亜里は笑い出す
笑うしかないよねと言い、話し始める
この学園は狂っていると
ギャンブルの経験がなかったのにもかかわらず、転入早々借金を負ったり賭場を開いたりといろいろあった
でもギャンブルで得たものも大きかったと
雪見とつづらに「カップリングギャンブルのことを覚えている?」と問う芽亜里
あの時はどんなギャンブルよりも緊張したと
そして、芽亜里は告げる
この程度のギャンブル この程度の相手に 私はビビらない!
と
芽亜里は自身の軍に10を置いた様子
そして、それが最適解であることの解説が行われる
ギャンブルでは当然のことを当然にやるのが一番難しいと説明され、早乙女芽亜里は強いと認識される
それを見た葵はつづらの軍団に2枚目を置く
この対応には、Aを置くべきと雪見は考える
しかし、それは葵も想定していた
だから罠を掛けたと
葵は花手毬の軍団は捨てて、Aを使わせるために2枚目には5を置いたのであった
芽亜里がつづらの軍に2枚目を置くのを見て不敵に笑う葵
葵は予想通りに進んでおり、これで勝ちだと考える
待って
そこに芽亜里の一言が聞こえる
最後にひとつだけ聞きたいことがある
芽亜里は葵にそう告げる
『賭ケグルイ双』第56話「縛る女」の感想
壬生臣の実力を目の当たりにし、動揺していたように見えた芽亜里でした
しかし、これまでの戦いを思い出し、こんな勝負にはビビらないと決意します
がここまでは葵の戦略通りに進んでいるようす
そこに「待って」と芽亜里の一言で勝負が中断しますが、芽亜里が意図するこの言葉は一体何の意味があるのでしょうか・・・