この記事では、駆除人の漫画2巻のネタバレの紹介と感想を記載しています。
1巻のあらすじ
害虫駆除だけで、勇者に匹敵するレベルに近づく主人公ナオキ。奴隷である二人を助けて、面倒を見ることになった。しかし、ナオキは外の世界に出たいと考え始め、奴隷から解放することを二人に告げる。また冒険者の昇格試験で戦った試験管アイルに目をつけられ、同行することになったナオキであった。
駆除人の漫画2巻のネタバレ
駆除人の漫画2巻には、5話から9話が掲載されています。
5話「漆黒の館、黒くて素早い憎いヤツ」のネタバレ
バグローチ退治のために奴隷商の邸を訪れたナオキ。探知スキルを使用し、バグローチの位置を確認すると屋敷中にいるのを確認して驚く。
屋敷には使用人として使われている多くの奴隷がいる。その一人のテルに屋敷へと案内される。
テルが屋敷の主人にナオキがきたことを伝えると、テルに任せるという。
想像以上に数が多かったため、冒険者ギルドの食堂に戻り、ナオキは作戦を練り直す。
そこにアイルが駆けつけて、戦利品かと思いナオキが持っている小袋に興味を持つ。
しかし、開けてみるとその中に入っていたのは、バグローチがくっついている粘着板であった。
ナオキは翌朝に再度屋敷を訪れる。
壁の内側にびっしりバグローチがいるのを確認し、粘着板では無知だと判断する。
テルにバグローチを下へと追いやりたいという。
そこで地下室があることをテルに告げて、案内してもらう。地下室はとても不衛生な環境であった。
これがバグローチが集まる原因かとナオキは考える。
奥にある密閉された部屋を使いたいとナオキは申し出る。
テルはそこには気性が荒い狼族がいるのでなんとかできればという。ナオキはその狼族をグーパンで一発で仕留めて、準備を進めていく。
テルに屋敷にいる人たちを外に出してもらうように伝える。テルはナオキのことをスパイかと疑っている様子。
ナオキがすることをしっかりと監視すると意気込む。
ナオキはそんなことを気にせずに、魔法陣で作った小型IHに仕掛けを置いて魔法を作動させる。
仕掛けは様々な部屋に配置され、爆発して行く。
その音にテルは驚いて、ナオキに何をしたのか問いただす。ナオキは燻煙型の駆除剤を発動させたという。
煙なので壁の中までくまなく行き届くという。
そして、ナオキはテルにマスクとして使うための布を渡す。
ナオキは今いる地下の部屋にバグローチをおびき寄せるために、ほかの部屋の仕掛けを発動させていた。
おびただしい数のバグローチがナオキがいる部屋へと集まってくる。
少したち、屋敷中のバグローチが部屋に集まったことを確認すると、部屋の駆除剤を起動させる。
作動させ、ナオキはテルに屋敷を出ようという。
しかし、テルは動かない。ナオキはテルが立ったまま気絶していることに気づいた。
翌日、ナオキは街へと向かうため馬車に乗っている。
そこにいるアイルはナオキが、清掃に行ったらメイドを持ち帰ってきたことを笑っている。
昨日の話に戻る。ナオキが退治したバグローチは、約1万匹いた。1匹あたり2ノットなので、2万ノットの支払いになると。
奴隷商の商人は、奴隷に興味がないかとナオキに尋ねる。そこに、テルが私を買ってくれませんか?という。
手持ちのお金だけでは払えないが、商人の信用に関わるということでテルを売ってもらうことにした。
アイルは自己紹介を済ませ、ナオキに私じゃダメなのと迫ってくる。
ナオキは近づいてきたアイルの良い匂いに、少しムラムラしてしまう。
これからの方針について、話し合う3人。テルから船に乗ったらどうかという提案を受ける。
それは良いアイデアだと賛成するナオキ。
すると外で獣の叫び声が聞こえる。
ワイバーンの群れが場所を襲ってきていた。
気づいた時には、アイルは外に出てすでに戦っていた。
ナオキが手伝おうとするが問題ないという。ナオキはバトルジャンキーとこっそり思ってしまう。
お腹が空いたナオキはテルに、ワイバーンは食べられるのかと尋ねる。テルはおいしいと聞いたことがあると返事をする。
退治を終えて、ナオキたちはほかの行商人と一緒にワイバーンの肉を焼いて食べる。
テルはナオキはいつもあんな感じなのかとアイルに尋ねる。
行商人はこの時期にワイバーンの群れが出てくるのはおかしいという。レッドドラゴンが食料としているからバランスが保たれていたという。
ナオキはレッドドラゴン…と姿を想像する。
行商人の一人がナオキに退治してくれないかという。ほかの行商人たちが出発する。
ナオキは「レッドドラゴン、行ってみる?」とアイルたちに告げる。
アイルとテルが驚いた様子。そこで5話は終わり。
6話「マリナポートの恋」のネタバレ
ナオキたちは港町マリナポートへ到着する。
到着した翌朝、起きたナオキはテルが作った朝食を目にする。
それを食べるアイルは、めっちゃ美味しいとナオキに伝える。テルに一緒に食べようといい、さっそく食べるナオキ。
「旨いっ」という感想を言うナオキ。それを聞き、密かに嬉しく思うテル。
食べ終わり、ナオキは二人に昨夜のうちに受けて置いた依頼について説明を行う。
内容は造船所の清掃とマスマスカルの駆除である。
アイルはこの前稼いだのにまだ依頼受けるの?とナオキに問う。ナオキは船を持つのを考えていると伝える。
ナオキは世界を旅するにはうってつけじゃないかと言う。
それを聞いてアイルは、ナオキには驚かされたばかりだと伝える。そう伝え、アイルは昨日退治したワイバーンの鱗を売りに行く。
ここでナオキの回想に入る。
ワイバーンを退治した後に、ナオキたちはレッドドラゴンの住む洞窟に行っていた。
そこでレッドドラゴンに遭遇する。うなるレッドドラゴンに対し、アイルは警戒をする。
ナオキは何かを思いつき、スキルポイントで竜言語を習得する。
ナオキは姿と言葉にギャップを感じつつも、事情を説明する。
レッドドラゴンは、めんどくらいけど腹減ったから食べてくるといい飛び立って行った。
ナオキはニートかと言う感想を漏らす。
回想が終わり、ナオキとテルは造船所へと向かう。
船員に案内され、所長のボロックと会う。
ボロックはナオキたちをオフィスへと案内する。そこでナオキたちはなぜこの依頼が残っていたのか理解する。
そこは物が積み重ねて置かれて、とても汚れていた。
所長は船員たちは仕事に熱心だが、ほかのことには無頓着でこんな現状になってしまったと。それでこの広さを掃除したがる冒険者もおらずに残っていたと説明する。
ナオキは広いので通いながらになるとボロックに説明し、掃除を始める。
夜になり、食堂に着くナオキは疲れ果てた様子。
そこにアイルが登場し、闘技場で優勝してきたことを伝える。そして、商品として乗船チケットがもらえたと。
ナオキはアイルは船に乗船し行くと思い、ここでお別れかと理解する。
次の日、役割を分担しながら、造船所の清掃に取り掛かるナオキたち。
綺麗になって行く様子を見て、驚く船員たちとボロック。そして、テルが作った料理を夢中になって食べる。
時間が経ち、ナオキはテルとボロックの言い合いを目にする。
言い合いといってもテルがここを掃除すると言うものであったが、まるでその様子は尻にしかれる夫のようであった。
清掃を始めてから、一週間がたち依頼が完了した。
テルは船員たちに頼まれて、すでに朝食を作りにいっていた。
ナオキが造船所へ着くと、船員たちに静かにするように言われる。
隠れながら船員たちが見ていたのは、良い雰囲気になったテルとボロックであった。
そこにアイルが何?とナオキに寄りかかり、つまづき二人に気づかれてしまう。
テルはボロックからプロポーズをされたことをナオキに伝える。
テルはずっと屋敷で過ごしてきたから、日常というものがわからないと。
場面が変わり、テルがボロックの元へと向かう。指輪を差し出すボロックにテルはうなづく。
ナオキはテルに奴隷から解放すると伝えており、歳がとってから始まる新しい人生もあると言っていた。
そして、ナオキは正直に言ってくれたテルに感謝していることを伝える。会ったばかりのままだったら、プロポーズのことを言ってくれなかったと。
ナオキにとってはそれが一番嬉しいことだと。テルはナオキに感謝をし、涙を流す。
ナオキとアイルはテルと別れる。アイルは闘技場で手に入れていたチケットをテルにハネムーン旅行に使えると言ってあげていた。
アイルと別れると思っていたのはナオキの勘違いであった。
テルの今後のことを心配するアイルであったが、ナオキは大丈夫とアイルに伝える。
ナオキは所長が美味しいものを作るテルに惚れるのもわかる気がするという。
そこでアイルが気づく。ナオキと二人きりだと。
ナオキに擦り寄ろうとするアイルであったが、ナオキにダメだよと言われて距離を取られる。
ナオキはいい匂いがするとひっそりと考えていた。
宿に帰り、船のことをすっかり忘れていたことに気づくナオキであった。
7話「やりたい放題通信」のネタバレ
テルを送り出した翌日。
ナオキはセーラとバルザックに久しぶりに連絡を取ろうとしていた。アイルもその二人は覚えていると。
連絡にバルザックが答える。セーラがすぐに出なかったのは授業中かなと思うナオキに、ガシャーンとすごい音がした後にセーラが応答する。
セーラはナオキに会いたくて胸が張り裂けそうだという。
ナオキに旅は順調かとセーラが尋ねると、女性の連れが増えたことを伝える。
それを聞くセーラは、その二人から離れるようにいう。メイドの女性とは昨日別れたことを伝えるとガッツポーズをするセーラ。
そして、もう一人はどのような人か尋ねる。ナオキは教官のアイルだよと教える。
セーラはあの露出狂女ですよねという。ナオキもそう思うと同意する。
それを聞いていたアイルは、何かを思いつき色気のある声を出し始める。
そこからセーラの妄想が始まる。アイルに何を言っているのと問うナオキ。アイルはセーラにナオキのことを任せて、勉強に精を出すようにという。
セーラの声にならない声が聞こえる。収集がつかなくなったので通話を終了するナオキ。
アイルは露出狂呼ばわりしたお返しだという。最後にアイルは
「したくなったら、いつでも言ってくれ」
とナオキに伝える。
その後、セーラから質問責めにあうナオキであった。
8話「死に損ないの魔物学者」のネタバレ
宿でナオキは魔物に詳しい人はいないかとアイルに尋ねる。
どの魔物も自分の国にいた害虫とは違い、今後の旅のために詳しく知りたいということであった。
魔物学者を見つけて、旅に同行してもらえれば安心できると考えていた。
アイルはそれなら、知り合いの魔物学者に会ってみないかとナオキにいう。
領主の一人娘であり、ある意味有名人だという。
翌朝、アイルに教えてもらった家を訪ねると、ナオキはカビが生えたパンを目にする。
そして、そこには飢えた女性の姿があった。
女性は、ナオキが作った料理をむしゃくしゃ頬張る。
生き返ったといい、ナオキにあなたは誰だ?と尋ねる。
女性はベルザといい、お互い自己紹介を済ます。
研究室を見せてもらいナオキはすごいというが、ベルザは研究に没頭しすぎて貯金が尽きてしまったという。だからナオキの力にはなれないと。
ナオキは冒険者のパーティに入り金を稼げば?というが、ベルザはみんなに嫌われているからできないという。
不思議に思うナオキであったが、資金と研究所が使えれば研究を再開できるかと問う。
うなづくベルザに、ナオキはクリーンナップを使用し、部屋をきれいにする。
そして、ベルザのスポンサーになることを告げる。それに驚くベルザで話は終わり。
9話「さようならと行ってきます」のネタバレ
手持ちの5000ノット(50万円)を渡すベルザに渡すナオキ。
それに唖然とするベルザであったが、これは受け取れないという。何か結果を求めるとしたら、ナオキの期待にはきっと答えられないという。
ナオキは単なる好奇心だからそれでもいいさという。だからやってくれないかと。
ベルザは感極まった表情をして、こくんと頷く。
次の日から、ナオキは魔物収集と調理係を担当し、協力関係が始まった。
ナオキがとってくる魔物に喜びの表情を見せるベルザ。そして、ナオキがつくるご飯も喜びながら食べる。
ご飯を食べながら、ナオキはなぜ魔物学者になろうとしたのかベルザに尋ねる。
ベルザは五年前に父のことで落ち込んでいた時期があったと。そこで父の意思を受け継ぎ街の人の役に立ったらどうかと言ってくれた人がいたのがきっかけだという。
領主であった父が退任した後、その補佐であった人が後を継いでいるという。
そこでベルザの館を監視する人が映し出される。
領主の館に場面がうつり、執事らしき人が領主にコムロ・ナオキという人物の援助により研究を再開したと伝える。
領主である男は、あのままのたれ死んだら良かったもののという言葉を発する。
そして、ベルザとその男を連れてこいと命令する。
研究はどうしますか?という執事の男の問いに対して、焼き払えという。
翌朝、アイルがナオキの元に駆けつけてくる。
ベルザの家へ向かおうとするナオキであったが、刺客のものが現れてナオキを国家反逆罪の罪で拘束すると伝える。
その男はベルザが攫われ、家が焼き払われたことを告げる。それに対してナオキは、向けられた剣を素手で掴み、そーっと押し返す。
話を詳しく聞かせてもらえるとナオキはいい、ベルザの家へと向かう。
ナオキが見たのは焼き払われて何も残っていないベルザの家の跡であった。
周囲の目撃者によると、ベルザをさらったのは闘技場の初代チャンピオンである領主お抱えの執事であるという。
そこでナオキはベルザが心配されていることに気づく。
ベルザのことを嫌っているんじゃないかというナオキに、村人は5年前のことを気にしているのか。私たちも大人気なかったという。
領主の館に到着するナオキとアイル。
そこに立ちはだかる執事。アイルがワクワクしている様子。
ナオキを先に行かせて、執事と対峙するアイル。
執事はもうあの男は戻ってこないという。それを聞いたアイルは笑い出してしまう。
今のナオキは誰にも止められないと。
次のページでは、荒くれたちを殲滅しているナオキのシーンが映し出される。
領主とベルザがいる部屋へと入るナオキが魔法が襲う。
しかし、ナオキは「いきなりそれはひどいな」と言い、放った領主は驚く。
ベルザに無事かと聞くナオキ、しかしベルザは起きたらここにいたという。
ナオキは何も聞かされていないことに気がつく。
ナオキは宿にやってきた使いを脅して聞いたことを伝える。
ベルザとナオキを一緒に殺すつもりであったと。
そして、この領主はベルザの父親であった元領主を退任へと追い込むような悪い人であると。
五年前に噴火した火山が街を襲い、街に甚大な被害が出てしまった。
そこで領主は私財を投げ打ってまで復興を支援したが、援助物資を乗せた場所がことごとく届かないという事件が起こった。
それにより領主は信用を失ってしまい、地方へと飛ばされてしまった。
その時、怒りがベルザまで向かってしまっていた。
現領主は、すぐに娘のベルザもいなくなってしまっては自分が疑われてしまうと。そこで魔物学者にでもならせれば、魔物に襲われて亡くなってしまうかもしれないことを考えていた。
そして、元領主である娘は、領主の立場を狙ってくると考えていた。
真相を知ったナオキは、5年も待っていただなんて小心者ですねという感想を漏らす。
ベルザがここから出たいと告げ、ナオキが連れ出す。
領主は国家反逆の罪で、お前たちを追ってやるという。
しかし、ナオキはいつでもどうぞという。全力で阻止するという。
屋敷の外に出たベルザは笑い出す。
あんな人の言葉をずっと信じていたなんて、お人好しだと。そして、全部失ってしまったと。
ナオキは一緒に来るかとベルザに提案する。そこで悩むベルザに、信用して裏切られたら怖いの?という。
だったら、今度は自分で決めたらいいと。自分が良いと思ったことをしたら、気楽にやれるんじゃないかと。
そして、ベルザは涙をぬぐいながら、ナオキと一緒にいきたいと告げる。
それから一週間後、船出の日を迎える。
ボロック船長が小さな船を見繕って探してくれていた。いまでも嫌われていると思っていたのはベルザだけで、勘違いであった。
街人と船員たちに見送られてナオキたちは旅立つ。
最後にたどり着いた島で大きなイノシシと対面しているナオキで話は終わり。
駆除人の漫画2巻の感想
新たな出会いと別れがある内容でした。
相変わらずナオキの人の良さが出ていますが、それとついになるように悪者の相手が出てきます。
人を信じることがどれだけ難しいのか、考えさせられるお話になっています。
そして、ビキニアーマーこと露出狂のちょっと恥ずかしいシーンもあります。
アイルに誘われるナオキですが、まんざらでもない様子。さらにベルザという美少女も増えて、セーラが怒るパーティ構成になってます。
相変わらずの最強っぷりですが、ナオキの目的がまだはっきりしていないので、どのような展開になるのか先が気になります。
今話題の人気小説は、Kindle Unlimitedの対象書籍となっているタイトルが多いです。ここでは、Kindle Unlimitedの対象書籍になっている今話題の作品をピックアップしてみました。気になっている作品がある方は、駆除人と合わせてぜひご覧ください。
AmazonではKindle Unlimited以外にも、小説を音声で楽しめる月額サービス「Audible」を提供しています。こちらもKindle Unlimitedと同様に初回30日間は無料で利用可能です。以下にAudibleの対象書籍になっている今話題の作品をピックアップしてみました。