月刊少年シリウスにて連載されている『ライドンキング』第11話のネタバレ・感想です。
『ライドンキング』第11話「大統領と妖精の鞄」のネタバレ
妖精の鞄
ベルの帽子の中には、小さなフィギュアのようなものがたくさんあった
ブルチノフは、それを見て精巧な模型だね 見事なものだと感想を述べる
しかし、ベルはこれは模型じゃないと言う
スモールパッケージ ブレイク
とベルは述べる
すると小さかったさきほどの模型のようなものがだんだんと大きくなっていく
大きくなるとそれが本物の馬車であることに気づいた
スモールパッケージと唱えるベル
馬車が再び小さくなる
プルチノフはこれが危険な魔法であるとすぐに気づく
そして、生き物には使えるのか聞く
ベルは生き物は無理だと答える
サキはこの魔法が魔法使いにとって、大昔からの夢であるという
妖精の鞄の話は知ってる?とプルチノフに尋ねる
知らないというプルチノフにどこの国に住んでいたのか疑問に思うサキであったが
話を進める
妖精の国になんでも入る鞄がありました
その鞄はどんな大きさのものも入り、妖精の国もまるごと入ってしまうほどでした
それを聞いたヒュームの盗人が鞄を盗み、なんでもかばんへと入れていきました
しかし、鞄から取り出すには秘密の呪文が必要でした
盗人は欲しいものが全部手に入れましたが、二度と手には入りません それをずっと何もなくなった世界で眺めていました
そんな妖精の鞄にちなむ魔法をベルは編み出してしまったという
ジェラリエのそばにいた魔術師はタワーと呼ばれる魔導院の追っ手であるという
魔導院はすべての魔法組織を司るもの
女王との戦いで使われた、武器はタワーが生み出したマジックウェポンであると説明する
プルチノフは追われているのがベルであるのに、サキも命がけで共に逃げるのは友情に篤いと称する
ベルはサキはこうみえて貴族のご令嬢であるという
そして、クズを許嫁にされたりと逃げるにはちょうど良いタイミングであったと言う
ベルの家は、サキの家の代々顧問魔術師をしており、小さい頃からの幼馴染であったと
サキの実家は、王国西方の要であるスクイード辺境伯である
そこにある蔵から武具とお宝をとってきたという
しかし、宝であれば高く売れると思っていたが、貴族の盗品を買い取ろうと言うのは盗賊くらいで危ない目にあったという
ベルはもし私たちを助けてくれるのであれば、この宝を欲しいだけあげると
それをブルチノフはパーティメンバーであれば、助け合うのは当然だと一蹴する
私たちを差し出せば、村の子供たちは見逃してもらえるかもしれないと
バッカじゃねーの?
とカーニャが割り込んでくる
ベルは密室魔法を破られたことに驚くが、カーニャはヒュームの魔法はガバガバだという
そして、権力者はわずかな利益よりも体面を大事にするとカーニャとブルチノフの意見が一致する
交渉力には自信ありだ
プルチノフはそう告げる
ジェラリエは魔術師からサキがスクイード辺境伯の娘であることを聞く
それを聞いて、捕らえられるなら捕らえよと魔術師につげる
魔術師は、ベルに興味を持たれても困るとサキを目くらましに使う
続けて、魔術師はジェラリエがつけている鎧についても尋ねる
よい魔道具のようだが、就寝時もつけたままで、依存しすぎるのはよくないと
それを聞いたジェラリエは、ナイフを投げ、いつ鎧について意見を求めたと
死にたくなければ、剣のチャージを済ませよと告げる
姫様!
と兵士が慌てて報告に来る
独立
我々が望むのは、交渉だよ 騎士の諸君
というのはスーツを身にまとったプルチノフであった
代表者は誰かと問う
そこにジェラリエが登場する
ジェラリエ側が望むのは、ケンタウロスとサキ、そしてこの土地からの退去であると
岩壁の上からケンタウロスたちが様子を伺っている
プルチノフらは貴族の領地を奪ったやからだと告げる
一方で、プルチノフは統治も為さずに法を強いるのを虫のよい話だと
話が進んでいき、主権の捉え方に相違があると告げる
そして・・・
我がプルチノフ村は 王国からこの領地を奪い 新たな国として独立する
とジェラリエに告げる
それを聞いたジェラリエは高らかに笑う
そんなことができるのかと
ジェラリエはそれならば、村を滅ぼさねばならないという
プルチノフはできるものなら、やってみたまえと答える
ジェラリエはマジックウェポンの力を見ていなかったのかと聞く
が次の瞬間
ジェラリエのマジックウェポンが爆発する
ベルたちが同様の武器を放っていた
魔術師はファルコンアロー隊に指示を出す
が
ドドドド
同じくベルたちがファルコンアローを使用して、隊を殲滅する
それを見ていた魔術師が動き始める
ケンタウロスたちは不穏な空気を察知し、攻撃をしかけるが何かに防がれてしまう
魔術師は
火炎魔法を放とうとする
その瞬間
パキャッ
杖が壊れ、続けざまに鎧に穴が開く
プルチノフは銃を放っていた
と驚いている魔術師に
ズガッ
額に矢が打たれる
そして、プルチノフは
交渉の続きを望むかね?
と問う
こちら側には必要のないものだが、そちらには必要ではないかと
『ライドンキング』第11話「大統領と妖精の鞄」の感想
二人の秘密を知ったプルチノフは、二人を守ることはもちろんのこと、村の人も守るため独立という選択肢を取ります。
スーツがまだあったことに驚きですが、さすがは大統領といった交渉力です
攻撃をしかけられそうになりますが、ベルが持ち出していたマジックウェポンで返り討ちにします
このまま独立となるのか・・・