月刊少年シリウスにて連載されている『ライドンキング』第13話のネタバレ・感想です。
『ライドンキング』第13話「大統領と人馬の兄弟」のネタバレ
プルチノフはペガサスにユニコーンと同様に騎乗することを夢見ていた生き物にケンタウロスがあった
その夢が叶う時が来たと思った
がプルチノフの姿は、ツープラトン
いわゆる、人馬合体した姿であった
サキはその姿を見て、元に戻れるの?と心配になっていたが
ベルはあの姿は魔法的な存在であると説明する
カーニャも説明に加わり、どちらかの魔力が尽きたら自然に分離するという
ジェラリエは2対2が2対1に戻っただけであると
プルチノフが馬の部分が勝手に動くだけで、思い通りにならないと焦っていた
そんなことはありません
とマルセロスが説明をする
続けて、一度上半身の意識を貸してくださいと伝える
プルチノフは普通に乗れればというが
気にしないマルセロス
姿が変わり
獣神変形 マルチノス
へと生まれ変わる
サキはさらにキモくなったと口にする
ひとまずこれでケンタウロスの動きを覚えてくださいというマルセロス
ジェラリエとマルセロスが戦っている間に足を動かしてみるプルチノフ
動きを理解したプルチノフは、身体を戻してもらう
姿が戻ったプルチノフは、後ろ蹴りをタクタロスへとお見舞いする
剣を砕き、さらに蹴りをジャブのように繰り出す
ジェラリエが邪炎を使おうとするが、手で剣の向きを変え難なく躱す
ジェラリエは剣に炎を纏い、タクタロスとともに突撃してくる
プルチノフは空手の師範代の言葉を思い出す
カラテの技は 正拳にはじまり 正拳に帰結すると
プルチノフは構えを取り、タクタロスの胸へ正拳突きを放つ
それはタクタロスの身体を突き抜け、背後のジェラリエまで衝撃が届いた
その衝撃は鎧が砕ける程であった
観念したまえ
というプルチノフは、マルセロスと分離する
そして、王都に送ったケンタウロスの子どもたちを返すのであれば、見逃してもいいと
ジェラリエは出来もせぬことを誓って何の意味があるという 王都の貴族が許すはずがないと
プルチノフはせめてタクタロスは返してもらうと首輪をはずそうとする
その必要は
とタクタロスが口をひらき、自身で首輪を無理やりはずしてしまう
首から出血し、腕につけていた族長の腕輪をマルセロスへと渡す
そして、この娘の始末は俺がつけると告げる
さらばだ
といい去っていくタクタロス
ベルはとりあえず、騎士団を追い返せたからよしとするみたいなという
プルチノフも彼女が生きていれば、交渉の余地が生まれるかもしれないと
そこにお婆さまと呼ばれる人物が現れる
サキたちはケンタウロスの中にヒュームがいたことに驚く
カーニャはお婆さまを見て、
まだ生き残りがいたんじゃのうと口にする
婆さまはケンタウロスの中で最長老であり、ケンタウロスの許されぬ所業の生き証人だという
婆さまの足はケンタウロスのものであった
ケンタウロスはかつて貧しい北辺で生きることを余儀なくされた
ケンタウロスは巨大な体軀をしており、ヒュームの数倍の糧が必要であった
そのため、飢えて死んでいく同胞が多くいたという
その時代にサデュロスが生まれた
幼体のケンタウロスから、前足を切断することで下半身の成長が止まり、ヒュームと変わらぬ大きさになることを知ったという
その選択が取られたのは、下層階級や罪人のものたちであった
サデュロスからはサデュロスが生まれ、ケンタウロスはそれを奴隷階級として生き延びてきたという
獣王はそれを蛮行として、サデュロスを十二亜の同胞として迎えた
しかし、獣王に反した、一部のケンタウロスたちは今もサデュロスを奴隷にしているという
プルチノフのもとを去ったタクタロス
担いでいたジェラリエの足の鎧が取れ、ケンタウロスの足があらわになっていた
『ライドンキング』第13話「大統領と人馬の兄弟」の感想
プルチノフの夢は叶わずじまいでおわりましたが、ジェラリエを無事に倒すことに成功しました
そして、かつてケンタウロスが行なっていた蛮行によりサデュロスという種が生まれたと
ジェラリエは最後にページでケンタウロスの足を見せており、おそらくジェラリエもサデュロスの1人ということになります
どのようにしてジェラリエがサデュロスとなったのかは、次のお話でかたられるのでしょうか・・・