漫画『転生したらスライムだった件』第68話「魔王誕生」のネタバレ・感想です。
漫画『転生したらスライムだった件』第68話「魔王誕生」のネタバレ
「道を空けろ!」
「下がれ下がれい リムル様の御帰還である」
ランガにくわえられて、テンペストへ戻ってきたリムル。
リムルに声をかけるシュナやベニ丸に我もそばにいたいと思いながら、悪魔の手引きをするために街の入り口へと戻ろうとするランガ。
そこにシュナがグルーシスにランガに同行するようにお願いする。
椅子に置かれ、マントに包まれたリムル。
静かにリムルの魔王への進化が始まる。
起きているのか眠っているのかわからない不思議な感覚にリムルはどまどう。
大賢者から、進化による変化をこくこくと告げられる。
身体能力向上に各種スキルの再取得。さらに新固有スキルや新耐性の取得。
「以上で進化を完了します。」
と無事にリムルの魔法への進化が終わったようである。
と
ユニークスキル「大賢者より」世界の言葉へ請願 大賢者の進化を申請
と告げられる。
大賢者の進化への挑戦が始まる。
「失敗しました。」
「再度実行します。」
「・・・失敗しました。」
「再度実行します。」
「・・・失敗しました。」
「再度実行します。」
「・・・失敗しました。」
「再度実行します。」
「・・・失敗しました。」
「再度実行します。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
度重なる挑戦も成功することはなく
と
大賢者が「変質者」を統合に魔法への進化の祝福を得て進化に挑戦。すると告げられる。
光の輝きが強くなり
「成功しました。」
ユニークスキル大賢者は智慧之王への進化に成功した。
進化に成功した智慧之王は、さらに暴食者の進化を要求する。
リムルが知り得ない意識の深淵で、リムルの望みを叶えるために智慧之王が静かに歩を進める。
そして、リムルの魔王への進化の完了が告げられ、系譜の魔物への祝福の授与が行われる。
と周囲にいた魔物が倒れ出してしまう。
ベニ丸はなんとか持ちこたえ、シュナが眠っているだけのことを確認する。
と
椅子からリムルが人の姿で立ち上がるのをベニマルは目にする。
「・・・告。後は任せて眠りにつきなさい」
と声を聞き、ベニマルは目を閉ざす。
それをみていたミュウランは雰囲気がまるで別人のようだと感じる。そして、リムルの人格が別のものになってしまったのではないかと不安が出てくる。
「あなたは魔王リムルなの?」と問う。
「代行者」とリムルの姿をしたものはそう答える。
そして、
「告。智慧之王の名において命ずる、「暴食者」改め究極能力「暴食之王」よ、結界内の全ての魔素を喰らい尽くせーひと欠片の魂されも残さずに。」
結果内の魔素が智慧之王のもとへ集まってくる。
ランガとグルーシスが二人で話している。シュナが張った結界についてである。
グルーシスがシュナのことを褒めると、ランガはふふんと言いながら喜んでいる様子。
そんなことを話していると、ランガが急に眠ってしまう。
それをグルーシスは、リムルが魔王になった影響だと気づく。
そこに悪魔たちが姿を現す。
なんやかんや話をしていると、結界がやぶれてしまう。
グルーシスはミュウランのことが気にかかり、悪魔たちにまっているようにいい、ミュウランの元へとむかう。
ミュウランのもとへたどり着いたグルーシスが見たのは、代行者であるリムルの姿であった。
と
「只今戻りました 我が君」
とさきほどの悪魔がついてきていた。
その悪魔は代行者がおこなおうとしていることに、魔素量が足りないことを尋ねる。
それに対して、代行者は生命力を消費して、代用しようとする。
それを悪魔が叫びながら、止める。
悪魔によい考えがあるという。うしろに雑用係であった悪魔2体を使ってくれと申し出る。
代行者はその案を受け入れる。
発動に必要な魔素量に達したことを確認した代行者は、反魂の秘術を再開する。
反魂の秘術はいわゆる死者蘇生の秘術である。
空に無数の球体が現れる。そして、死体となっている村の住人たちへと吸い込まれていく。
それを見届けるグルーシス・ミュウラン・悪魔。
光の輝きが消えていく。
そして、息を吹き返し、目を開けるシオン。
漫画『転生したらスライムだった件』第68話「魔王誕生」の感想
リムルが魔王がに成功し、シオンがついに生き返りました。
「大賢者が智慧之王へ進化する時」「シオンたちが生き返る時」といった描写がうるっときてしまいます。
言葉がなく、絵で描写されているところも多く、それが一層展開を魅力的なものにしている回といえるでしょう。
リムルがまだ目を覚ましていないので、果たしてベニマルとの約束がどうなるのか。
魔王になったことでリムルに変化がないのか、次の話も楽しみです。