2020年7月22日発売の月刊少年シリウス 2020年9月号に掲載されていた『転生したらスライムだった件』漫画第73話「魔人達の策謀」のネタバレ・感想です。
漫画『転生したらスライムだった件』第73話「魔人達の策謀」のネタバレ
ルミナス教は、魔物の殲滅を教義として掲げている
しかし、その聖地である奥の院で、祭服を纏ったヴァンパイアが、西方教会へ潜入しているラプラスの目の前に現れる
ヴァンパイアの手から黒い靄のようが現れる
男の言葉とともに、それが放たれ、ラプラスの体を穿つ
あかんという声とともに、ラプラスが消え去っていく
イングラシアに場面が移る
死んだかと思ったと言いながら、窓から中に入ろうとしたラプラスは、べっぴんの女性を目にする
馬鹿が
ラプラスはそんな言葉を言われたような気がしたが、女性に主人が待っていると案内される
案内された先の部屋から、西方教会の正体は掴めたのかと声がする
ラプラスは無理だったと答えるが、その声の主はヒントぐらいあっただろうと見透かしていう
その声の主は、ユウキ・カグラザカ
ラプラス曰く、グランドマスターと野望を同居させる変人だという
ユウキは、ラプラスに向かって、報酬の準備はもうできていると答える
会長の魂をホムンクルスに定着させたとのことだった
早く合わせてというラプラスに、落ち着けというユウキ
そして、ユウキはそこにいると告げる
会長の魂が定着したホムンクルスは、ラプラスを案内していたべっぴんの女性であった
それを知って、大声で笑うラプラス
ラプラスは仕切り直して、カザリーム会長へ挨拶をする
そこへユウキは、まだ完全復活とはいかないと口にする
カザリームは、レオン・クロムウェルの名を出し、忌々しい野郎だと言い放つ
カザリームの体は、魔道王朝サリオンの特注品
ユウキは、本題に入っていいかいと二人に告げる
改めて、ラプラスに西方教会の情報について問う
ラプラスは西方教会で起きたことを語る
ラプラスは、ルミナス教の上層部に魔人である吸血鬼がいることに驚いていた
ラプラスの話を聞いていたカザリームは、魔人ごときではないという
ラプラスが受けた赤い光線を出すのは、血を魔粒子化させて放出する魔王ヴァレンタインの得意技であると
カザリーム曰く、魔王ヴァレンタインは全盛期のカザリームと互角だったという
そして、話題はなぜ奥の院にヴァレンタインがいるのかに移る
何かがあると考えるが、はっきりとはわからず
しかし、その情報を手に入れたラプラスは、お手柄だというユウキ
ラプラスはクレイマンの覚醒がうまくいったのかと問う
スライム一匹相手に全滅
ユウキはそう答える
それを聞いてラプラスは驚く
ユウキとしては、二万の軍を一人で倒したことより、ヒナタと戦って生き残ったことの方が驚きだという
ユウキは続けて、クレイマンの覚醒は失敗したが、ファルムスが負けたことは好都合だと語る
二万もの軍勢を倒す魔物を西方教会がほっておくわけがないと
しかし、カザリームはラプラスの報告が一番想定外だったという
もう少し西方教会の調査をしたかったが、ヴァレンタインがいるのでは迂闊なことはできないと
そこでラプラスは、魔王を呼び出すんであったら、クレイマン・フレイ・ミリムの連名でワルプルギスをひらけば良いのではと提案する
ラプラスにしては冴えていると、カザリームが褒める
テンペストの牢獄の中
シオンとファルムス王国のエドリムスが対峙する
シオンは捕虜に対する尋問を始めるという
そして、リムルから殺さなければ、何をしてもいいと言われていると告げる
シオンは自身が殺されたことに対しては、怒りを抱いていない
しかし、リムルに人を殺させたことに対して、猛烈な怒りを抱いていると語る
そして、この世に生を受けたことを後悔させてあげましょう
というシオンの声とともに悲鳴が響く
時が経ち、エドリムスのもとにリムルがくる
エドリムスはリムルだとわかっておらず、助けを求める
リムルは、あの時の仮面を被り、もう声を忘れたのか?と問う
助けてというエドリムスに対し、リムルは告げる
これはあんたと俺が背負っていく業なんだからと
漫画『転生したらスライムだった件』第73話「魔人達の策謀」の感想
テンペストへのファルムスの進行は、ユウキの計画の1つであることが判明
そして、ユウキは計画に狂いはないと語ります
ユウキの計画の詳細は語られないまま、魔法の宴ワルプルギスが開かれようとしています
リムルはこれから、どう動いていくのか目が離せません!