コミックゼノンで連載されている『終末のワルキューレ』30話のネタバレ・感想です。
前回のあらすじ
ラグナロク4回戦も大詰めとなり、ヘラクレスの最後の御業に追い詰められるジャック。ついにヘラクレスから決定的な一撃をもらってしまう。意識を失いながらもヘラクレスに立ち向かう。そんなジャックを見て、ヘラクレスは苦しまぬようにと最後の一撃を放つ。その瞬間、観客たちが見たのは、ジャックの手によって胸を貫かれていたヘラクレスであった。
『終末のワルキューレ』30話「鎮魂」のネタバレ
罵倒
ラグナロク 第4回戦は
ジャック・ザ・リッパーの勝利ー・・・
ジャックは雲の隙間からのぞく光に包まれて佇んでいる
キィ・・・
ジャックの手袋が糸のようにほどけていく
そして、ヴァルキューレの1人が姿をあらわす
ご機嫌いかがですか
と尋ねるジャック
それに
あんたの方こそどうなのよ
神を殺した気分は?
と返され
ジャックは
少し沈黙し
・・・
これは私がしらない感情です
と答える
それを聞いたヴァルキューレはかわいそうな人ね
と
私が・・・
ジャックは疑問に思う
と
ワルキューレは自身が血まみれであることに気づく
(ここでワルキューレの名前がフレックであると判明する)
フレックはシャワー浴びなきゃといい
ジャックに医務室へいった方がいいわよ
と言い残して去っていく
ジャックはヘラクレスとの対決のことを思い出す
・・・
・・・
「人間を愛している」
ジャックは出口へとよろめきながら向かう
もし 願いが叶うなら
もう一度 あなたに逢いたいです
とジャックはつぶやく
グラ
ジャックは地面に手をつく
腹部の傷から出ている血が止まらない
観客席が近くなっているところであった
ガッ
ジャックの額に石がぶつかる
お前が死ねばよかったんだ
ジャックを見て観客たちはそんな罵声を浴びせる
ものを投げつける人間
なんでアルケイデスがあんなやつに
とある神はそう呟くと石を手にもつ
が
ヘラクレスの言葉を思い出し
石を地面にたたきつける
とある神はジャックを化けものとよぶ
しかし、あれもまた人間だよと
違う神は告げる
ゼウスやヘルメスは無言
ロキはジャックがこの結末をだいぶ前から想定していたこと考える
柵が脇腹に刺さったのも、本命の武器を隠すためだったと
ヘルメスはそんなロキの考えを聞いて
私ならこんな危険なギャンブルは絶対にごめんですよ
という
ロキはたいしたやつだよと椅子ごと倒れながらにいう
違う そうじゃない
というのはアレス
称えるべきは最後まで折れなかったヘラクレスだと
だから・・・
親友に報いるため・・・
オレもまた 前を向こう
号泣しながら、そう宣言する
これで2勝2敗か
というのはゼウス
とゼウスの筋肉が膨張していく
ベゴ
ゼウスたちがいた部屋が跡形もなく崩れ去る
勝ち越させるだけは 到底 許されんぞ
ゼウスはそう告げる
ゲルがヘラクレスの名前を大きな声で泣き叫ぶ
ゲルはブリュンヒルデに殺人鬼にヘラクレスを殺させて満足なのかと問う
感情など無意味と
返すブリュンヒルデ
人類を救う為に 為すべきことを為すだけです
と握りしめた拳から血を滴らせながらつげる
ゲルのもとを去るブリュンヒルデ
神殿の内装のような部屋に訪れる
そこには、この戦いで戦死した人類が祀られていた
そこにヘラクレスをともに祀るブリュンヒルデ
お許しください
すべてが終わったら 私もそちらへ・・・
参ります
闘技場内回廊 人類闘士 控えの間
強い人ってまだまだいるんですねぇ
そんなことを言うのは小柄に見える青年
そして、こおのラグナロクの代表に選ばれたことは誉だぞ
と後ろに立つ男はいう
そこには
「誠」とかかれた垂れ幕がかけられていた
なあ総司
というと
分かっていますよ 近藤さん
と
控えの間にいたのは、新撰組局長である近藤勇と
一番隊隊長の沖田総司房良であった
『終末のワルキューレ』30話「鎮魂」の感想
ヘラクレスを打ち倒したジャックを待っていたのは、賞賛ではなく罵倒でした
そんなジャックが願ったのは、もう一度ヘラクレスに逢いたいというもの
戦いによって、ジャックはヘラクレスの愛を得たのでしょうか・・・
4回戦を終わって、これで2勝2敗となったラグナロク
このお話で、人類の代表である沖田総司が出てきます
果たして、5回戦の対戦カードは・・・?
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