コミックゼノンで連載されている『終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝』第3話「暴帝・董卓」のネタバレ・感想です。
『終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝』第3話「暴帝・董卓」のネタバレ
189年 洛陽
人口が数百万人におよぶ世界最大の都市であり超大国である漢の都である洛陽
しかし、その時の洛陽の主は皇帝ではなかった・・・
暗闇の中に移る城
そこに移るは、大量に並べられた料理
それを喰らう大柄の男のとなりには、漢皇帝である献帝がいる
喰ろうたぁ・・・
といい碗を置くのは、董卓仲穎
董卓が伍瓊ッ!報せよ!と叫ぶ
伍瓊は
戦乱の中華に三宝あり
1日に千里をかける赤兎馬とともに中華最強の武人として呂布を紹介する
呂布を紹介する伍瓊の顔はニヤつきキラキラとしている
それを聞いた董卓を目を見開く
テーブルに置かれた馬の頭蓋をつかみ、口を開ける
そろそろ喰らうかぁ
馬の頭蓋に食らいつく董卓
董卓は献帝を擁立し、洛陽の都で最大権力を掌握している人物である
そして、中華統一に一番近い男と称されていた
その秘訣は優秀な人材の発掘であった
龍の巣
4頭の馬に引かれる巨大な馬車
それに董卓と伍瓊が乗っている
伍瓊は呂布が飛将と呼ばれる所以を説明している
なにやら、誰にも頭を垂れず、何者にも縛られない
数多の戦場を自在に飛び回ることから飛将の名がついたという
董卓に手綱をつけることができるのかと、わくわくした顔をしながら問う
そんな伍瓊に董卓はだからいいという
天下をとるには龍がいると
手綱に甘んじる駄馬は腐るほどいると
?
と董卓を率いる馬車が何やら不気味な場所へとたどり着く
董卓はいう
龍の巣に踏み入ったと
眼前に見えるのは巨大な岩が積み重なった山
そこにいたのは
大の男の2倍はあろうかという岩を両手で掴み上げる呂布
グググ
と力を溜め
ビュ
と岩を投げ飛ばす呂布
そんな呂布を見てドキドキする伍瓊
そして
呂布殿に申し上げる!!
と董卓が呂布を破格の条件で迎え入れることを伝える
その額は現在の金額にして2億円以上の価値がある
が
呂布は
失せろ
と一言
伍瓊は再度、説得を試みるが
失せろ
の一言で済ます呂布
伍瓊が何を言っても反応をしめさないのをみて董卓は
呂布よ さぞ辛かろう
と泣いて呂布に語りかける
そんな言葉を聞いて、呂布はただ黙っている
董卓は
呂布よ 強い奴と闘りたくはないか?
と問う
それを聞いて呂布は
強者とは 天下において我のみ
そのほかのものは全て弱者だという
それを聞いた董卓は
呂布の目の前へと歩を進める
呂布の目の前に着いた董卓は
お前もそうなのか!
と目を見ながらいう
と
呂布奉先をわしに喰らわせてみよ
と自身の顔を叩きながら言う
そんな董卓を見て
呂布は拳をあげ
ゴッ!!
と董卓の顔に拳をぶつける
董卓は仰け反り鼻血が吹き出る
が
うむ 美味ッ!!
といい上半身を起こしながら、満面の笑みを浮かべる
次はこの董卓を喰らえ
と呂布に拳をいれる
呂布は
お前・・・なかなかいいぞ
そして、訊こうといい
董卓にこの天下に強者はいるか尋ねる
董卓は感情が高ぶった様子で
いるっっ!!!
と返答する
その男は
江東之猛虎 孫堅文台であると
呂布はニィと不敵な笑みを浮かべる
『終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝』第3話「暴帝・董卓」の感想
次の呂布のお話は江東之猛虎 孫堅文台との決闘の様子
呂布に認められる董卓も強者のようですが、戦う場面はないのかなと気になります
前回の紀霊の話では、戦う場面が描かれていなかったので今度は戦闘シーンもみてみたいなという感じです