コミックゼノンで連載されている『終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝』第5話「頂点」のネタバレ・感想です。
『終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝』第5話「頂点」のネタバレ
凶々しさが立ち込める戦場の中、そそり立つ巨壁の上にいるのは呂布
孫堅軍の兵たちは、その圧力に圧倒されている
こいつぁ たまげたな
というのは孫堅本人
程普は孫堅に相手にするなと言う
人ではない、暴龍であると
何も言わない孫堅は
はじめて刃を合わす前から、己の死を感じていた
己の獲物を持ち、ゆっくりと呼吸をし、気合をいれる孫堅
そんなとき
ジャアアアアン
と撤退命令の鐘の音が鳴り始める
孫堅は日が落ちてきたことを確認し、獲物をしまう
てめぇら 退くぞっ!
と号令を出す
馬に乗り、撤退を始める孫堅軍
失望させるなよ?
呂布はそんな言葉を口にする
緒戦は、指揮である華雄が討ち取られた董卓軍が崩れ、反董卓軍の勝利となった
華雄を打ち取ったことで反董卓軍の寝床で騒ぐ兵たち
そんな中、孫堅軍の兵たちは静まり返っていた
呂布にいかにして勝利をおさめるか話し合っている
人が龍に勝てるものか・・・
そんなことを口にするものもいた
あーーー 辛気くせぇ奴らだなぁ
孫堅はそんなことを言いながら
公覆に立つように命じた
と
いきなりずぼんのひもをゆるめ、ずぼんを脱がし
ぎゅむ
なんと、公覆のいちもつを鷲掴みにした
にぎにぎしながら
逸物が縮み上がってるな こりゃこの戦 負けだ
そんなことをいう孫堅
公覆はこんな時に何すると
声をあらげていう
孫堅はこんなときこそ逸物占いだ
という
そんな公覆と孫堅のやりとりをみて笑い出す孫堅軍の兵たち
そして、
笑ってりゃいい
孫堅は口にする
半端者だったオレらだ 失うものは何もない
と
命があれば何度でも這い上がれる
だから死ぬな
この背中に誓って、オレがお前らを中華の頂点へ連れて行ってやる
カッカッカッカッカッ
バタァン!
孫堅はいきなり倒れ、急に寝息を出し始める
兵たちは、そんな孫堅を見ながら
コイツといると死ぬ気がしねぇ そんなことを口にし始める
そうだな
と祖茂という兵も話す
虎牢関前
反董卓軍は最後の関門である虎牢関を突破しようと
全兵力の進軍を開始する
端が見えないそんな様子をみて
壮観だなぁ
口にするのは孫堅
虎牢関の門から誰かが出てくる
出てきたのはたった一人
それを見て笑う兵もいる
が知っている兵は戦慄する
対峙しているのは、呂布奉先
我は呂布奉先也!
これより一騎打ちで勝敗を決さんっ!
10万対1の勝負がいざ開戦する
『終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝』第5話「頂点」の感想
緒戦を勝ち取ったのは、華雄を打ち取った反董卓軍
しかし、呂布と退治した孫堅軍の兵たちに余裕はなく、頭領である孫堅によってようやく笑いが出始めました
人柄も武の力も魅力的であるからこそ、ついてきた兵たち
そして、ついに呂布との開戦です
呂布が待ち望んでいた孫堅との対決が始めることとなるでしょう