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【ダンまち】傭兵王『ヴァルトシュテイン』の謎について考察

この記事では、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」で登場した傭兵王『ヴァルトシュテイン』について原作でわかっている情報をまとめています。

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ダンまちシリーズ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 20」「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア15」が2ヶ月連続で刊行します。2巻とも特装版の発売が予定されています。特装版は売り切れにならないうちに、予約をしておきましょう。

傭兵王『ヴァルトシュテイン』とは?

大英雄「アルバート」の二つ名です。

つまり傭兵王『ヴァルトシュテイン』=大英雄「アルバート」になります。

大英雄「アルバート」

大英雄「アルバート」は、迷宮神聖譚(ダンジョン・オラトリア)を含めて、数多くのお伽話で登場する英雄です。

英雄史上、最強とも呼ばれる英雄の一人です。

別名

大英雄「アルバート」は、物語によっては以下の名で語られています。

  • アルベルト
  • オイゼビウス
  • 剣の覇者

そして、ベルが祖父であるゼウスに呼んでもらった迷宮神聖譚(ダンジョン・オラトリア)では、傭兵王『ヴァルトシュテイン』の名で記されています。

成し遂げた偉業

己の命と引き換えに、黒竜の片目を潰したことです。

これは迷宮神聖譚(ダンジョン・オラトリア)の最終章で語られています。

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傭兵王『ヴァルトシュテイン』の謎

ベルは、迷宮神聖譚(ダンジョン・オラトリア)に大英雄「アルバート」が傭兵王『ヴァルトシュテイン』の二つ名で語られていることを思い出し、竃火の館で迷宮神聖譚(ダンジョン・オラトリア)に目を通します。

しかし、迷宮神聖譚(ダンジョン・オラトリア)には、傭兵王『ヴァルトシュテイン』の二つ名が記載されていませんでした。

これは一千年前に記された原典から写本を繰り返していますが、ベルの発言から公式であることは間違いありません。

傭兵王『ヴァルトシュテイン』の名が記されていたのは、ベルの故郷で祖父であるゼウスが書いた二次創作物の迷宮神聖譚(ダンジョン・オラトリア)でした。

ベルは祖父がでまかせで書いたとも思えないと考えています。

このことから原典ではどこかに二つ名として、傭兵王『ヴァルトシュテイン』の名で記されていましたが、写本を繰り返すうちに二つ名の記載がなくなったと考えられます。

傭兵王『ヴァルトシュテイン』についての考察

ベルは、アイズの本名である「アイズ・ヴァレンシュタイン」と大英雄「アルバート」の二つ名である『ヴァルトシュテイン』が似ていることに気づきます。

そこでベルは、アイズは英雄の系譜であるかと考えます。

それはアイズの強さを考えてもそれはふさわしいものと考えますが、何かが引っかかると悩んでしまいます。

アイズがテレジアで花を手向けていた際の顔が遠い祖先を想うような表情ではなかったからです。

傭兵王『ヴァルトシュテイン』はアイズの父親?

遠い祖先ではないとすると、近い肉親である父親であると考えられます。

しかし、傭兵王『ヴァルトシュテイン』が存在したのは古代である千年前以上のことです。

アイズが精霊の血を引いていることは明らかになっています。

精霊の血を引いているヒューマンの成長速度がどれくらいかはわかりませんが、ロキのもとに来てからは人と同じように成長しているような描写が見られます。

そのため千年以上、生き続けているとは考えにくいでしょう。

そこでアイズの母親であるアリアが関わってくるのでしょうが、これはまだ原作でははっきりと語れていません。

アイズは傭兵王『ヴァルトシュテイン』の系譜であることは間違いないと予想されます。

今後の物語ではっきりと語れれる場面が出てくるでしょう。

原作で傭兵王『ヴァルトシュテイン』について語られているシーン

6巻「二章 Shall We Dance」にて

ここでは、はっきりと大英雄「アルバート」や傭兵王『ヴァルトシュテイン』とは記載がありません。

しかし、16巻にて迷宮神聖譚(ダンジョン・オラトリア)の最終章に登場する「最強の英雄」が、英雄アルバートであることがあきらかになります。

15巻「エピローグ 英雄挽歌」にて

アイズが花を添えた記念碑(モニュメント)に記載されていた英雄「アルバート」の名を読み上げた際に、ベルが迷宮神聖譚(ダンジョン・オラトリア)に書かれていた傭兵王『ヴァルトシュテイン』のことを思い出しました。

16巻「一章 波乱ラブレター」にて

ベルは、迷宮神聖譚(ダンジョン・オラトリア)に書かれていた傭兵王『ヴァルトシュテイン』のことを思い出し、竃火の館にある書庫にて迷宮神聖譚(ダンジョン・オラトリア)の最終章に目を通します。

挽歌祭であったアイズのことを思い出しながら、傭兵王『ヴァルトシュテイン』について考えを巡らします。

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