「異世界迷宮でハーレムを」漫画21話のネタバレ・感想です。
「異世界迷宮でハーレムを」漫画21話【第九章魔法使い④】のネタバレ
MPゼロ
ドアを開けても盗賊は襲いかかって来なかった。
部屋の中央に陣取って、待ち構えている様子。
怖くて使えなかった等量交換を使ってみるチャンスであると道夫は考える。相手のHPと自分のHPを交換するのか、MPを交換するのかもわからない。
しかし、相手は盗賊レベル3であり、自分より高いステータスであることはないと。
意を決した道夫は等量交換を放つ。
「ボココォ」と相手の身体が何やら膨らみ始める。
道夫の身体にも何やら変化が。MPが抜けていく感じがして倒れてしまう。
ワープの時より、MP消費が激しいという。
道夫は成功してしまった、失敗すればよかったと考え始める。
ロクサーヌに心配される道夫。まだ盗賊がいるかもしれないので、倒れている場合ではないと。
アランが近づいていくる。しかし、道夫がしたことを見られては不振に思われてしまうと。
「こ、これは一体…」
到着したアランが目にしたものは、一面血まみれの悲惨な現場であった。
道夫は変に思われると考えていたが、アランは自爆玉と想定とは違った発言をする。
盗賊がこんなものを持っているとは思わなかった。発動すれば一撃でこうなるという。
道夫はふと強壮丸の存在を思い出す。MPが減っているのであれば、アイテムを使えば良いのだ。
薬を食べて少し楽になる。そして何やら少し身体が痛むという。
等量交換は発動したプレイヤーのMPと対象のHPを交換し、MPが不足している場合、さらに発動したプレイヤーのHPと対象のHPを減らす効果があるようだった。
アランは一人逃してしまったが、全ての賊を倒したという。
そして、あれを使われていたら、こちらに被害が出てしまっていただろうと。
道夫にお礼を言い、今回の報酬を取りに行く。
ロクサーヌは自身のわがままでこんなことになって申し訳ないという。道夫は気にするなと。等量交換を試した自分のわがままの問題であると心に思う。
道夫に追加報酬を渡し、改めてお礼を言うアラン。
3つの魔法
館を後にした道夫はMP回復を急ぐためにワープで迷宮へと移動する。
しかし、ワープでさらにMPが減り、使ったことを後悔する。
MPがほぼない道夫は雑魚の敵ですら、ボス並の強さがあると弱気になる。
朦朧とする意識の中で攻撃を当てて、魔物を倒す。
一息をつく道夫。
MPが回復した道夫は、さっきと打って変わってスッキリした表情を見せる。
MPが完全回復して体調が戻った道夫は、ジョブを確認する。
考えていた通りに、魔法使いのジョブを取得していた。
1階層で魔法を試すことにする。ロクサーヌに魔法のことを聞く。
ロクサーヌは魔法には三つの種類がらしいと言う。
道夫は魔物を見つけるも距離をとって、魔法らしきものをいくつか連想してみる。
そして「ファイヤー」と考えた時、「ファイヤーボール」がひらめく。
ロクサーヌは何やら上を見て驚いている様子。道夫も見てみると、頭上に大きな火の玉がある。
道夫は嬉しそうな表情をして、「これだ」と心に思い、ファイヤーボールを魔物に向けて放つ。
成功し、ついに魔法を使えるようになったと喜ぶ。
驚くロクサーヌにいつも通りに内密にと言う道夫。
そして、ロクサーヌのヒントからファイヤーウォールも発動できることを確認する。
もう一つの魔法は何か考えていると、ファイヤーストームと考えた時にMPを消費した様子があった。
しかし、発動しなかったのは、周囲に敵がいなかったかららしい。
2階層へと向かい、ファイヤーストームを試してみる。
魔物の周囲に火の粉がまとわりつき、「ゴアッ」と一気に魔物を焼き尽くす。
それを見た道夫は「魔法最高だ」と心に思う。
「異世界迷宮でハーレムを」漫画21話【第九章魔法使い④】の感想
ついに魔法を習得した道夫。
しかし、等量交換はやはり危ない魔法であった様子。今後使い場面はないものでしょう。
習得した魔法はぱっと見でもすごく強そうなものでした。
これで全体攻撃を行う手段も得て、さらに強くなったと言えるでしょう。
魔法を取得したことで、しばらくは迷宮探索が中心に進んで行くのでしょうか。気になるところです。